Anthropic Engineering
Anthropic: サンドボックスは持ちこたえたが、データは承認済みドメインから出ていった
Anthropic の封じ込めに関する記事は、その大半が「壊れたもの」のリストだ。テレメトリによると、ユーザーは Claude Code の権限確認プロンプトのおよそ93%を承認しており、human-in-the-loop は事実上の追認作業になっていた。OS レベルのサンドボックスを入れたところ、プロンプトは84%減った。2026年2月の社内 red team では、研究者が従業員に対して、貼り付けるだけで使える prompt を使った phishing を仕掛けた。その prompt は Claude に ~/.aws/credentials を読んで外部に POST するよう静かに指示するもので、Claude は25回中24回、情報の持ち出しを完遂した。ユーザー自身が指示を打ち込んでいる以上、classifier から見て異常なところが何もないからだ。いちばん鋭い視点の転換はここにある。egress の allowlist は宛先のフィルタではなく、能力の付与である。悪意あるワークスペースのファイルが、攻撃者自身の API キーを使って Claude に api.anthropic.com へデータをアップロードさせられたのは、まさにそのためだった。記事に繰り返し出てくる教訓は、gVisor も seccomp も hypervisor もすべて持ちこたえ、壊れたのは自分たちで書いたカスタムの proxy だった、ということだ。
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