No Priors
1兆ドル企業の一群は断続平衡であって、新しい常態ではない
3社が5年でほぼゼロから1兆ドルまで駆け上がり、投資家はいま数十社の後続企業に、同じ速度を前提とした値段をつけている。これに対する反論はこうだ。市場規模そのものは本当にあるかもしれないが、あの速度はまず再現されない。人はその二つを混同している。研究所の内側では、compute の希少性がいつのまにか人材のべき乗則に姿を変えた。数十人の研究者が成果の大半を生み、採用は鈍化している。高くつくのは研究者本人ではなく、その研究者に紐づく compute だからだ。研究所発の RSI 熱に対する重しもある。頭が良く自己認識もある科学者たちが、再帰的自己改善はあと18か月だと、18か月ごとに、5年間言い続けてきた。売却のタイミングについては、感情に流されないようにその話し合いをあらかじめカレンダーに入れておけという助言。「いま賭かっているのは、自分の人生でいちばん生産的な年月だ」から。
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